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七尾市議会議員 山崎 智之(やまざき ともゆき)の活動日記2020

『地域と歩み、市民と歩む。』 42歳、地方議員の活動日記。

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議会発言(一般質問)/平成25年9月定例会(第3回)-09月10日-

speak


2013
第3回定例会(九月議会)
“2013年9月10日一般質問”(質疑時間は0:49:30~1:08:30)へ移動。

1 介護福祉サービスの改革について
2 公共施設内の安全対策について
3 市道矢田郷400号の街灯設置について
4 電気自動車の普及支援について
5 コロサスキー場整備について
◆2番(山崎智之君)
 山崎智之でございます。
 この4年間、多くの出来事がありました。特に平成23年に発生した東日本大震災、防災安心で安全な生活を過ごすという価値観について、我々政治に携わる者のみでなく、8年前の能登半島沖地震の傷がいえつつあった能登の皆さん、七尾市民、そして国家国民全てが意識を変えた、そういう出来事であったと思います。
 政治とは、国や地方に関係なく住民の生命・財産を守ることが使命であると私は思っております。今回はそのような視点から、災害抑止のハード面、特に河川並びに水路改修の必要性を訴えたいと思い、これに絞って質問を行いたいと思います。
 6月19日、あれは6月議会の最中でした。県内全域に大雨洪水警報が発令され、私は消防団の一員として袖ケ江、矢田郷、御祓など、各地区を巡回いたしました。地元の矢田新町、または湊町を含め各所で冠水し、交通生活機能が麻痺いたしました。また、そういう状況がほぼ毎月のように続き、8月の末には湊町から郡町にかけた毒見殿川も冠水、2週間前も熊木川で避難勧告が出るなど、市内全域で水害が相次いでおります。
 私は4年前、市会議員を務めさせていただいて、一番最初の質問、皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか。袖ケ江地区を中心とした冠水対策について問いただしました。ゼロ以下、マイナスメーター地帯のこの広がる中で、高潮対策を何とかしなければ地域住民の不安は一向に解消されていない。私はそう強く訴えました。しかし、そのときの答弁は、行政がやるべきことは高潮対策ではなく、雨水対策なんだと。そういう中で8月の冠水、先日の冠水に関しては、満潮時に集中豪雨が発生したことによって被害が大きくなりました。4年前の答弁では、高潮と雨水、これについては別問題という答弁でありましたが、先日の豪雨被害を見る限り、やはり高潮と雨水というものは非常に関連がある問題なんだと。地域の皆さん含め、行政の皆さんも実感されたんだと思います。しかし、現在の河川、水路の整備というものは、やはり4年前の答弁があったように、雨水対策が中心で高潮対策がほとんど進んでおりません。どれだけ現在のポンプ排水が頑張ったとしても、高潮と雨水というこの2つが相手では到底太刀打ちができませんし、道路沿線の水路もすぐにあふれてしまうんです。どちらかを切り離して一方だけ対策をするということは、今回の豪雨災害でやはり限界がある。これが明確になったんだと思います。

 まず最初に質問を行います。市長にお尋ねします。
 ことしのようなゲリラ豪雨は、今後頻繁に起こります。間違いありません。去年も起こっていますし、3年前も起こっています。おととしも起こっています。しかし、そういう豪雨に際して、現在の河川並びに水路整備の状況では、とても災害抑止に限界がある。私はそう思いますが、行政としての認識をお尋ねいたします。



◎市長(不嶋豊和君)
 山崎議員にお答えいたします。
 市が管理する準用普通河川は、一般的に川幅が非常に狭い。このため局地的な豪雨が発生した場合には、短時間で水があふれてしまう。水位が上がるという状況であります。こうした豪雨対策につきましては、現状の河川や水路の排水能力では限界がある。このことも十分承知をしているわけでありますけれども、抜本的な改修には多大な費用と時間がかかる。これもまた事実であります。こうしたことから、災害から人命を守るという観点で、防災情報の共有、防災意識の向上、迅速に避難するといったソフト面の対策を充実していくと、このことも大切なんじゃないかと思っていまして、現実的な対応をしっかりととっていきたいと、このように思っているところであります。


◆2番(山崎智之君)
 今の答弁、これ実は4年前とほぼ同じ答弁です。当時の市長は雨水対策について、大規模な排水施設が必要という認識を示しつつ、高額な工事費がかかるため、それにかかれないという答弁でした。そして、ソフト面、確かに私の地元の袖ケ江地区は自主防災組織、この市内に一番最初に整備されました。そして、防災用倉庫、相次いで整備されております。そういう意味でソフト面に関してはかなり進んできたと思っています。そういう意味で、ソフト面に関しては本当に行政は支えていただいているんだと思っております。しかし、じゃソフト面さえ整備されれば毎年の雨は我慢しろというのは、それはまた違うんだと思うんです。やっぱりそもそものハード面をしっかり整備しなければ、やはり住民の心、やはり常に緊張感ある生活を耐えなければいけない。これは絶対に認められません。やはり、当面できる対策をとおっしゃっておりますが、そういう中で、昨年、一昨年と確かにハード面、若干はしていただいております。神戸川、毒見殿川などは下流域にシートを設置し、松原川では矢田町側河口より少し上流のほうですが、改修工事も行っていただいております。しかし、それでも今回のような豪雨には何の対応もできない。これは残念ながら事実であります。先日の矢田新町の松原川、あれはテレビで、または中日新聞の1面でも大きく取り上げておりますが、あの水路、T字水路ばかりなんですね。豪雨で水が流れればあふれしまう。先ほども市長の答弁がありました。自明の理なんです。豪雨のたびにこの七尾市というのは全国ニュースに報道される。まさしく緊急事態であり、非常事態だといっても構いません。やっぱりこれはソフト面、これだけではなく、排水施設の整備しかない。私はそう思っております。
 かつての政権で、コンクリートより云々などという非現実的な政策、これを七尾市も取り組んでいたら地域の皆さんの生活を守ることは到底できません。じゃ、今、先ほど市長からも答弁がありました。高額な、できもしないような大規模排水施設の事業化、これを行政または地域として指をくわえて待ちわびるのか。そんなことは政治に携わる者としてあり得ません。じゃ、どうするのか。現状の財政規模、並びに国または県の補助を受けやすい規模を踏まえた排水施設を模索するしかありません。

 第2の質問を市長にお尋ねします。
 確かに今市長が述べられたように、現在の大規模ポンプ施設整備構想というものは、予算規模の問題から現実的ではありませんし、できません。それよりも現実的でより効果が高い計画を改めて検討すべきではないでしょうか。お尋ねします。



◎市長(不嶋豊和君)
 現状を理解していただくために、お話をさせていただきたいと思いますけれども、現在のポンプによる雨水の排水能力でございますけれども、おおむね7年から10年に1回起こるであろうとこういった洪水を想定して整備をしているわけであります。最近の局所的なゲリラ豪雨、これは30年ないし50年に1回という大規模なものでございます。繰り返しになりますけれども、市内全域をしっかりとしたものに面整備するには、予算的にも時間的にも現実的ではないと、このように思っております。このようなことから、既存計画でのポンプ施設の分散、あるいは水路等の分水を視野に入れまして、段階的な整備計画も必要なんじゃないかということでございまして、今後、検討していきたいなと、このように思っております。


◆2番(山崎智之君) 今、市長から大きい話をいただきました。現状の計画を見直すということです。確かにそうなんです。一つのポンプ場に集約するという今の構想、一見、合理的なようでありますが、実はそこまでにまた新たな水路を整備しなければいけない。これに膨大なお金がかかります。じゃ、その水路は本当に安心なのかといえば、結局また、その水路を通じて冠水が広がる。災害の悪循環ということなんです。今そういう意味で、その1点集中の施設といえば国や県が補助してくれればいいですけれども、50億、100億などという金はどうひねり出しても出てきません。多分、私が尊敬する田中角栄先生でない限りそんなこともできません。そういう意味で、今の市長の答弁、すごく私としては、本当にこの分散型ができるのであれば、地域の一つの安心・安全という形の中で、大きな前進になるんだと思います。

 そういう意味で、もっと具体的に市長にお尋ねをしたいと思います。
 高潮、または豪雨災害を食いとめることを目的とした現実的に事業化可能な河川水路改修計画の策定、今、市長が答弁していただいたように、これは改めて検討しなければならないですし、この計画策定というものを本当に考えていただけるのであれば、市単独、または県の支援を得て、来年度予算または近い将来、近い将来ではないですね、近いうちにこの計画策定に関する調査費を計上すべきではないかと思いますが、市長の見解を伺います。



◎市長(不嶋豊和君)
 今回の豪雨でございますけれども、冠水なり、それから床下浸水などがあったわけでありますけれども、ほとんどが高潮とぶつかりまして、水位が上がって内水氾濫、そんな状況になったと、このように受けとめております。
 先ほども答弁しましたけれども、7年から10年に一度の洪水を想定した対応を今現在進めておるわけでありますけれども、局所的な浸水対策、そういった箇所をポイントを絞って既設河川、あるいは道路側溝、または排水機場などの整備を行う。こんな視点で準備をしたいと思います。先ほども答弁しましたが、現実的な対応、これをやっていこうというふうに考えております。


◆2番(山崎智之君)
 当然、局所的ということであるならば、これは袖ケ江地区、御祓地区だけじゃなく、ほかの周辺もそうなんですが、特に今初めてやっと行政の答弁として、この地区の高潮、この問題があると市長は答弁していただきました。これも大きな進歩だと思います。そういう意味で、もう待ったなしなんですね。ゲリラ豪雨が降るたびに、土のうを積む。玄関の土間に置いてある荷物を上げる。そういうことを毎回毎回地域の人、我々消防団としてもお手伝いしますが、残念ながら地域の皆さん、どんどん世帯の高齢化が進む中で、こんなことしょっちゅうしょっちゅうできるものではないんです。だから、私が言っているのはソフトだけではなく、ハードの対策を至急しなければならない。そういうことなんです。そういう意味で、市の対策としてやっていただく。これは本当に時間をかけずにやっていただきたいと思います。あわせて、大谷川、御祓川、熊木川、県管理の2級河川というものは七尾市に多く点在しております。こちらの状況についても周辺住民の皆さんは安心できる。そう自信を持って生活できる環境ではありません。先日の熊木川、または大谷川、ああいう状況を見てもだれもがそう思っているはずであります。
 そういう意味で、もう一つお尋ねいたします。2級河川に関しては、満潮時に限らず局所的なゲリラ豪雨が直撃すれば、今後想定外の事態が発生する可能性も考えられます。実際に起こっているんです。じゃ、七尾市としてはこれは県管理だから、または国管理だからといって、お手上げなのか。そうではないと思います。県または国に対して、この2級河川に対してポンプ施設の新設も含めた新たな河川改修計画の策定、または事業化というものを強く求めるべきではないでしょうか。市長にお尋ねいたします。



◎市長(不嶋豊和君)
 市内におきましては、県が管理する2級河川は23河川あるわけであります。整備計画が策定されている御祓川、鷹合川、熊木川で事業が進んでいると、こんな状況であります。県ではこのうち、緊急性の高い鷹合川について集中的に改修を進めており、早期の完成を目指していると、このように聞いているわけであります。今後は浸水被害が発生するなど、危険性が高い河川、ほかにもたくさんあるわけでありますので、県に対しては河川改修の予算を獲得するように、そして事業が進むようにしっかりと要望をしていきたいと思います。
 先ほどの答弁でも申し上げましたけれども、七尾市としてもできることはしっかり検討する。調査も今後進めていきたいと思います。


◆2番(山崎智之君)
 今、答弁の中で調査もしっかりしていただくということなので、これは私の考えですが、それはしっかりと調査費等また予算との整備も予算をつけることもしっかりしていただけるという認識であります。きょう、地元の皆さんも傍聴していただいておりますが、皆さんが逆に証人だと思っています。そういう意味で、しっかり行政に対して、これはそう時間をかけるものではないと思います。何十年と今の川原町の道路計画、これ私が還暦になってもできないと言われていますが、こんなことでは困ります。できるだけ、私が結婚するまでにこれを整備していただきたいと思います。そういう意味で、私は市民を守りたいと思いますし、市民の生活を守りたいと思っています。産業振興も教育も福祉介護、行政改革に関する政策、この4年間、16の議会にわたって、または委員長に対しても質問してきました。この今までの質問というものは、全て市民を守りたいというただ1点の政治理念に基づいて訴えてまいりました。私の政治活動は党派ではなく、市民の立場であることを改めて表明し、私の質問を終えます。どうかしっかりと行政の皆さんには、これを実行に向けて頑張っていただきたいと思います。
 以上で終わります。


市議会サイトより)
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