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七尾市議会議員 山崎 智之(やまざき ともゆき)の活動日記

『地域と歩み、市民と歩む。』40歳、地方議員の活動日記。

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議会発言(一般質問)/平成30年6月定例会(第2回)-06月19日-

speak

2018
第2回定例会(六月議会)
“2018年6月19日一般質問”(質疑時間は0:49:25~1:13:10)へ移動。

1 市街地における空洞化対策並びに住宅新築の促進について
2 港まつりの日程問題について
3 企業誘致について

◆4番(山崎智之君)
 山崎智之でございます。
 早速ですが、発言通告書に基づき質問を行います。

 まず、最初に、市街地における空洞化対策並びに住宅新築の促進について伺います。
 中心市街地、近隣には医療機関、小・中・こども園など教育機関、公共施設、電車やバスといった公共交通機関など、七尾市のこの中心市街地のインフラは一定程度整備されております。しかしながら、ここ袖ケ江地区がそうなんですが、10年前と比較して人口が約700人減少し、高齢化率も約4割を超えました。ことしの山王小学校における入学生、新1年生41人のうち袖ケ江地区の1年生に至っては十数名、余り芳しい数字ではありません。なかなか若い人たちが定住せず、市内移住に関してもこれまでも行政や議会、地域が一体的にさまざまな施策を進めておりますが、市内に在住するにしても20代、30代の若い世帯では、賃貸のアパートに入居したり、郊外には住宅を建てたりする、そういうケースもよく見られるようになりました。先ほども話がありました一つは処分されていない空き家が多いという点もあります。それは先ほどの桂議員さんへの答弁、また山添さんへのきのうの答弁に関してもありましたように、危険家屋の指定や売却のめどが立てば解体するケース、これも少しずつでありますが、進んでいるのかなというのが一つの感覚であります。
 一方で、七尾市内外の若い世帯の方々とさまざまな機会にお話を伺いますが、この中心市街地で土地を購入し家を建てるということになると、なかなかやはり地価の問題等もあり、価格的に手を出しづらい、これが率直な意見だそうです。結果的に中心市街地の若者が市外または七尾市の郊外へ転居することで、市街地の人口が減少し空洞化や高齢化が進み、結果的に地域機能、都市機能がますます減退していくという悪循環に現在陥っております。やはり中心市街地に若い人が戻ってくる、若い人たちの流れをつくっていく、そのためにはある程度の効果的なカンフル剤、これをぜひ行政として地域と一体的に検討をしていただきたいと思うわけであります。
 そこで執行部に質問いたします。
 第1に、市外への移住のみならず、市街地の住民が七尾市内の郊外に住宅を構え転居することにより、市街地空洞化や市街地の高齢化という悪循環が進んでいると考えますが、このことについて行政としてはどのように考えているのでしょうか。
 第2に、このような問題に対応していくため、市街地の区域内で例えば新たに宅地を取得し、またそこに住宅を建設するという七尾市民または市外の方々に対して、例えば土地購入の一部助成などの財政支援を含めたトータル的な支援体制の創出というような施策を検討すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
 第3に、市街地区域内の土地の有効活用を促すため、第三者に住宅建設を行うためということで、例えば土地を売却した場合、その売却した市民または企業、法人に対して税制上の控除といった優遇措置など、必ずしも税控除には限りませんが、何かしらのプレミアムな対応、そういったものを行政に検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 次の質問に移ります。
 港まつりの日程問題についてです。
 港まつり、そもそもは港の発展と市勢の振興を願うことを目的とした市の祭りであります。そして、もともとは7月20日ということでスタートをいたしました。その7月ということは、現在こそ海の日ということですが、昔は旧七尾市の市制記念日でありました。そういう経緯から、港まつりというものは、前日のその前の日の19日をあわせて単なるフェスティバルじゃなくて、七尾市民全員の祝賀の日とみなされてきました。特に総踊りの前日には、今も行っておりますが、ちびっこカーニバルや子どもちょうちん行列が開催されており、現在では参加する児童数が少子化の波で年々減少しておりますが、開催地区である山王、小丸山の子供たちは、この年に1回のイベントを本当に楽しみしております。私も昨年までは公民館、協力させていただいている地区の子供会連合会の皆様とともに参加させていただいておりました。そして、7月の第2週の土曜日、毎年、七尾の祇園祭が開催されておりますが、ことしは、繰り返しになりますが、能登立国1300年だけでなく大地主神社いわゆる山王神社も創建1300年の祝賀事業として青柏祭をはじめ、新たに弐ノ鳥居を再建するなど、地域一体となって取り組んでおるわけであります。
 さらに言えば、ことしの7月第2土曜日は7月14日、そもそも七尾祇園祭の正式な祭事の日であります。この祇園祭に対しては、今述べましたように、この地域運行に関する行政の補助金が一切ない中で、地元だけでなく市内の各地また市外からも担ぎ手が集まり、例えばことしですが、この前の新聞記事に載りました港町1丁目などは、金毘羅神社の保存会の皆さんや若い衆の皆さんで奉燈の絵を新たに調達、つくりました。そのように地域の皆さんは、ことしは特に歴史厳かな1300年の特別な記念の祭りになる、そういう思いで今準備をされているわけです。特に子供たち、第1土曜日の印鑰神社、互市祭、そこから始まり、第2土曜日の七尾祇園祭、そしてその次の週に開催される子どもちょうちん行列、港まつり、そして第4週は西のおすずみや向田の火祭、さらには8月の第1土曜日は石崎の奉燈、子供たちにとってこの一連の流れが夏の当たり前の日常であり、子供たちの生活になれ親しまれており、子供たち皆の楽しみなわけであります。そういう地域や子供たちの強い郷土に対する思いがある中で、来月の14日、15日の第2土曜とその翌日、日曜日に港まつりが実施されるということが決定されました。当然ながら地域、地元の関係者の皆さん初耳でした。なぜならば祇園祭に関係する子供たちは、今言ったとおりちょうちん行列に全く参加できなくなります。相乗効果を期待してという日程変更、海の日を軸とした変更ということですが、地元開催で当たり前のように参加していた保護者の皆さん、山王小学校の児童の多くはちょうちん行列に参加できません。各町の皆さんは、子供たちや孫の世代まで祭りを地域の財産として残そうと努力をしております。もし開催地区の住民の声や七尾祇園祭の伝統や趣、また子供たちの地域への思い、そういう地域の皆さんの気持ちを尊重し考慮していただければ、この14日、15日というものと別の選択肢も当然考えられたんだと思います。
 きのうから子供たちが祇園祭に向けて笛や太鼓の練習を始める一方で、同じ時間に開催されました地元の会合では、観光交流課の課長さんが出席して地域に事前の相談が一切なかったことや直接的な地域地元への報告が遅くなったということで、事後の説明がありました。海の日を軸に考えるということでありますが、そうなると来年もこの第2土曜日、そして翌日の日曜日が港まつりになります。そうなると、ことしに続き来年も子供たちがちょうちん行列に参加できない。さらに再来年に至っては、土日ということであれば西のおすずみ、向田の火祭、第4週に移動し、モントレージャズフェスティバル、海の日を軸ということに考えれば、オリンピックの開会式の当日が総踊りにかち合うということになります。子供たちの夏の思い出、そして七尾港や歴史伝統を中心とした子供たちの郷土愛、地域への思い、来年以降ももし港まつりを同じように開催するのであれば、各町の皆さんの祭りや地域の思いというものをしっかり引き継ぎたいという気持ち、そして子供たちのその思い、ぜひ考慮していただきたい。そのことを強く強くお願いさせていただき、質問をさせていただきます。
 第1に、今年度の港まつりが第3土曜と翌日、日曜、今までそうでしたが、第2土曜日とその翌日の日曜日に変更されましたが、どのような経緯で日程変更が決定されたのでしょうか。
 第2に、今年度の一連の港まつり開催への動きを見直し、来年度の港まつり実施に当たっては、日程や内容など地域のイベント、祭事、子供たちの地域への思いというものを尊重し配慮し、また開催地区の意見を最大限考慮すべきではないかと考えますが、行政としての見解を伺います。

 あと、最後に1点、企業誘致についてです。
 最近の企業誘致について、昨年9月の田鶴浜、大津地内における植物工場に続き、中島地区においても国内最大の野菜ファームが参入することが、この4月に表明されました。私は、この話を聞いて非常に驚いたと同時に、七尾市の活性化や念願である雇用創出に大きくつながる。大変期待しておるわけであります。行政、民間が連携して企業誘致の大きな結果ができてとてもよかったと感じております。
 あと、そういえば、あのワクラ村田製作所の生産施設の増設、あれは企業誘致というよりも民間主体の話で、行政として直接的な企業誘致の話ではないんだろうと思いますが、いまだに動きが見えないんです。何か会社のほうから、その後の報告や相談か何か行政側にあったのでしょうか。どういう話を聞いているのか伺います。
 以上で質問を終わります。



◎市長(不嶋豊和君)
 山崎議員にお答えをさせていただきます。

 ワクラ村田製作所の工場の増設についてのその後というようなお話でございました。
 昨年10月16日でありますけれども、知事室において株式会社ワクラ村田製作所から七尾と能美市に工場を増設するという表明をいただいたわけであります。私とそれから能美市の市長さんも立ち会わせていただいたわけであります。市としては、心からそのお礼を申し上げると同時に、受け入れ態勢につきましては万全を図りたい旨のお話もさせていただいたところであります。そして、議会にもしっかりと万全を期す旨、報告もさせていただきました。
 ところが、ことし2月中旬過ぎでありましたけれども、当社から企業における経営戦略の観点から、七尾工場の増設を見送りたいというお話をいただいたところであります。本当にこのことは議会にも報告した案件でありますので、大変びっくりということでございました。残念にも思ったわけでありますけれども、引き続き現体制の雇用でありますとか、それから操業をしっかり維持していただきたい、このこともお願いをし、景気動向による将来でありますけれども、増設するということであればぜひ前向きに考えてほしいということもお伝えをさせていただきました。
 市としては、これに限らずしっかりと企業誘致なり、市内に操業している企業のそういった増設のお話があれば、積極的に対応していきたいというふうに思っております。とりあえず、ワクラ村田製作所の工場増設については、今現在その話がとまっているということを議会の皆様には御理解を賜りたいと、このように思います。


◎産業部長(前田健君)
 それでは、私のほうから港まつりの日程の件についての答弁をさせていただきます。
 山崎議員がおっしゃったとおり、例年港まつりにおきましては、国民の祝日の海の日、7月の第3月曜日でございますが海の日を含めた3連休で開催しておりまして、ことしもこの3連休とさせていただきました。
 ことしのカレンダーにつきましては、第2土曜日がその3連休に絡んでおりました。御承知のとおり、海の日は海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本が繁栄を祝う日でありまして、海の恩恵を受け七尾港で栄えてきた七尾を市民を挙げて祝う七尾港まつりにふさわしい日と考えております。日程の決定におきましては、七尾祇園祭と重なるとの御意見もありましたが、ことしは能登立国1300年の節目の記念すべき年であり、古い歴史と伝統を持っている七尾祇園祭と七尾港まつりの1日目、ちびっこカーニバルと子どもちょうちん行列と同日開催いたしまして、大きな祭りとして発信して楽しめるよう、現在、ポスター、チラシ、うちわに祇園祭の奉燈、名称を入れまして、同日開催による盛り上がりを期待しているところでございます。ちょうちん行列が終わった後、多くのこのちょうちん行列の参加者がその足で祇園祭を観覧していただきまして、七尾港のど真ん中であります港町、七尾の誇る勇壮な祇園祭、華麗な奉燈の姿、担ぐ男衆の心意気を生で感じていただければと思っております。
 祇園祭の開催団体、地域の皆様方には、事前に報告説明すべきであったことに対しまして、書面でおわびを申し上げているところでございます。来年の日程につきましては、開催地区の皆様、関係団体の皆様方に対して御意見を踏まえまして、団体の御意見を踏まえまして、開催を翌週にするのか、また1日開催にするのかなどを含めて実行委員会で協議し、十分に配慮して決めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。


◎建設部長(粟津輝夫君)
 山崎議員のほうから市街地空洞化対策、住宅新築の促進について3点の御質問をいただいております。
 空洞化や高齢化が進んでいると考えるが、行政の見解はとのお尋ねでございます。
 議員御発言のとおり、市街地の空洞化また高齢化につきましては、市全体と比較すると高い状態となっております。人口では市全体で10年前と比べ11%の減であるのに対し、市街地では19%の減となっております。また、65歳以上の高齢化割合でも、平成30年、本年4月1日現在で、市全域で35.9%に対しまして41.4%となっている状況でございます。
 御指摘のとおり、車社会の進展等によりまして郊外での新築がふえている現状でございます。市街地の空洞化等により、都市機能の減退も考えられることから、七尾市都市マスタープランでは、既存施設を生かしましたコンパクトなまちづくりを目標としており、都市の活力を維持するため、公共施設等の集約に現在努めているところでございます。

 次に、住宅建設の支援体制、また土地売却等の優遇措置を検討すべきではないかとのお尋ねでございます。
 市街地の住宅建築支援制度といたしまして、狭い道、狭隘道路の解消を避けるために、住宅建てかえ奨励金また共同住宅建設奨励金制度がございます。
 七尾市まちなか居住再生事業といたしまして、中心市街地で前面道路が4メートル未満の市道である敷地に対しまして、6メートル道路を確保するために道路の中心から3メートル以上下がっていただく、要するにセットバックしていただくということで、それを前提にいたしまして、市内建築業者で施工する方に交付をさせていただく制度がございます。また、市街地の土地売却支援制度といたしまして、まちなか住宅建設用地売買奨励金制度もございます。奨励金の該当する場所は限られているわけでございますが、中心市街地の生活環境をよくし、住宅の更新を図る事業として現在制度が設けられております。
 しかしながら、利用実績がございません。その要因といたしまして、1区画の敷地が狭いこと、またその建物の改修に伴いまして、外観の部材や配色に対する要件もございます。利用のニーズを考慮いたしまして、今後、活用しやすいように制度面での改善も勉強していきたいと考えております。
 また、御承知のとおり、昨年度より3世代家族住宅リフォーム奨励金事業も創設いたしまして、地域を担う若者の定着を促し、祭りなどの地域の活性ある取り組みの継続にも効果があるものだと考えておりますので、既存の資産を生かして高齢化と若者が住み続けられるための有効な手段であり、市民の方々への理解が進むよう今後ともPRを続けていきたいと考えております。御理解のほどよろしくお願いいたします。
 以上です。


◆4番(山崎智之君)
 今の答弁を受けて、質問ではなく要望をさせていただきたいと思います。
 港まつりの日程変更の件ですが、必ずしも祭り関係者だけじゃなく、やはりちょうちん行列等で言えば子供会、子供の親御さんたちもそうですし、そうすると、必ずしもこれ袖ケ江地区とか地区というだけじゃなくて、祇園祭で言えば本府中、山王町、上府中、矢田郷地区の関係の人たちも多く参加されていますし、それ以外にもその両地区以外からもいろいろな担ぎ手がいらっしゃって、なかなか子供のちょうちん行列優先して、「やっぱりことし担げんわ」という声も聞いておりますので、やはりそこら辺にもぜひ話を聞いたり、配慮をしていただきたいということをお願いさせていただきます。
 以上です。


市議会サイトより)
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