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七尾市議会議員 山崎 智之(やまざき ともゆき)の活動日記2020

『地域と歩み、市民と歩む。』 42歳、地方議員の活動日記。

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議会発言(一般質問)/令和元年12月定例会(第3回)-12月10日-

speak

2019
第3回定例会(十二月議会)
※ 令和への改元により12月議会は「第3回定例会」
“2019年6月20日一般質問”へ移動。

1 国内最大級の植物工場の整備について
2 外国人訪問客への対応について
3 駅北エリアの回遊性について
4 児童生徒の携帯電話、SNS利用について

◆3番(山崎智之君)
 発言通告書に基づき質問をいたします。
 最初に、国内最大級の植物工場の整備についてですが、不嶋市長は立地予定企業である株式会社バイテックベジタブルファクトリーと県、地域おのおのと丁寧に取り組むと昨日の答弁で明確に表明いたしました。
 若者の流出の要因として指摘される雇用の問題、そして企業誘致を進めていくということは行政、議会、何よりも市民全体が求めている七尾市の最重要案件であります。撤退、撤収という話も出たときのうの答弁で伺い、もしそんなことが発生したら今後あらゆる企業誘致が停滞し、影響が出ることは必至であります。そうなったらどうなりますか。ますます若者が流出し、ヒト・モノ・カネがどんどん七尾から出ていくということになりかねません。
 新たな技術を確立した国内最大級の生産工場をこの七尾において、令和3年度中の着工を一つの目標とする、これは逆に言えば猶予期間ということで、今こそあせらずに議会が、地域が、市民の皆さんと行政、市長に協力して一つ一つの課題を乗り越え、この企業立地を丁寧に取り組んでいくということが極めて重要なのだろうと思います。
 関連予算を我々も全会一致で議決したのであり、当然政策責任の一端を我々も担わなければなりません。安定した雇用の確保、または立地周辺地域並びに七尾市全域への経済効果、活性化などを踏まえた整備を進めていくためにも、七尾市として企業立地のため、どのようなサポートが必要なのかといった前向きな議論を進めていく、これが重要ではないかと思います。
 答弁は、きのういただきましたので結構であります。

 次の質問、外国人訪問客への対応について伺います。
 この10月、11月は地域の親睦旅行に相次いで参加させていただきました。観光地をめぐると感覚的に外国人が多いなと思うわけであります。確かに石川県の統計を調べると、県内においても外国人宿泊者が平成22年では約17万人でしたが、平成29年では約60万人。9年で約3倍を超えました。一方で、昨日答弁がありました七尾市においては約3万人。
 観光庁は、訪日外国人を含む旅行者の受け入れ環境の整備に関する事業、いわゆる観光地の「まちあるき」満足度向上整備支援事業を始めました。
 これを見てみますと、道の駅や公共交通機関、散策エリアの多言語観光案内標識や観光案内所の整備、無料公衆無線LAN、Wi-Fiの面的整備、きのうの質疑でもありました公衆トイレの洋式化、清潔等の機能向上、観光拠点情報、交流施設の整備、改良などを軸に支援整備を進めております。
 きのうの答弁を伺い、この視点から七尾市の外国人観光客の受け入れ対応を見ると、ようやく前へ進み出したと認識をしています。市役所が全て行うんじゃなくて、市民、地域、観光諸団体と一体で進めていけば、北陸新幹線効果を上回る外国人観光客の伸びしろ、そういうものが当然見えてくるんだろうと確信をしております。

 そこで執行部に伺います。
 第1に、来年4月にオープン予定のお祭り会館。お祭り会館の内容などについては先ほどもありましたが、今までも繰り返し議会において議論がなされてきましたので、私は特に訪日外国人来場者への対応や、そういった方々がお祭り会館施設内において滞在時間を延ばしてお金を落としていってくれるような仕組み、取り組みということについてどのように考えているのでしょうか。
 第2に、今後外国人観光客の受け入れ体制を整備していく中で、観光庁は、先ほども述べましたように「まちあるき」満足度の向上を目指した助成制度を創出しておりますが、七尾市の外国人観光客の受け入れの現状と、DMOや観光団体、企業、地域等によって外国人観光客を受け入れ、または市内散策を呼び込むための今後の取り組みというものについてどのように考えているのでしょうか。伺います。

 次に行きます。
 七尾駅から七尾港にわたる中心市街地一帯、いわゆる駅北エリアの回遊性についての質問へ移ります。
 パトリアに関連して先月の臨時議会において関連予算が、また今議会の冒頭で土地建物の取得議案が全会一致の賛成で可決いたしました。来年度のリニューアルオープンを目指し、最初の大きな山を越えました。先日、私の後援会の会合でパトリアについて「七尾市が決めたこの流れをとめないでほしい」という声がとても強いものでありました。
 また、議会初日の土地建物取得を審査した総務企画常任委員会では、パトリアに関する質問は以前質問された項目の確認1問のみでした。予算審査での質疑を含め、パトリア再生へ重要かつ必要な議論は、議会では現時点では出尽くしたのであります。駅前再生、中心市街地再生のために、七尾都市開発の契機から端を発したこの何年にもわたる議論をここで一区切りにして、一刻も早くスピード感を持って進まなければならないということは、私だけでなく多くの市民の皆さんと考えを共有していると思います。
 それを踏まえた上で、昨日も少々話がありましたが、パトリアだけでなく、当然周辺エリアへの相乗効果が波及するような体制というものについて官民一体で整備を進めていかなければならない、そのように感じております。
 特に七尾駅北、すなわち駅前銀座、新天地というものは、阿良町や御祓町なんかもそうなんですが、かつてはよくも悪くも七尾の夜の顔であり、仕事帰りや休日の大人が数多く集まり、ある意味で七尾の大人のまちの象徴であったと思います。
 しかしながら市民の減少、特に市内における生産者世代人口の減少や高齢者の健康志向の中で、職場も含めてお酒をたしなむ機会が少なくなってきております。それを受けて、駅前周辺の人の流れは減ってきているというのが実情であります。やはりパトリアのリオープンに向けて、市内、市外のみならず、国内外を問わず観光客に向けて「駅北」への訴求効果を高める対応を進めていくべきではないでしょうか。
 そしてもう一つ、先ほども述べましたまちあるき散策という視点で言えば、旧街道をめぐる街道ブームというものが全国的に広がり、本市でも街道散策を目的とした観光客がSNSなどで情報発信しているのは御存じでしょうか。雑誌でもタウン誌などで街道特集を組むと購読率が高まるといった全国的な統計も一部で言われております。
 七尾市においても古くから東西南北をつなぐ旧街道、能登街道、内浦街道、灘浦街道の3街道は七尾へヒト・モノ・カネを結ぶ主要道であり、中でも私の地元であります塗師町の違い堀エリアが七尾の宿駅として重要な拠点でもありました。塗師町の天神会館周辺において、旧街道の拠点であったことを示す掲示物や里程標が設置されており、青柏祭や七尾祇園祭、塗師町天神祭りといったお祭りのときには違い堀周辺は数多くの人でにぎわっております。
 しかし一方で、市民の皆さんの記憶からはこの旧街道というものが風化されつつあります。違い堀がある塗師町のように、旧街道跡を独自でPRしている町会も一部にはありますが、全体的という流れではなく、いずれこのままでは地域における取り組みも難しくなっていくのではないかと危惧しているところであります。

 そこで執行部に伺います。
 第1に、パトリアリニューアルオープンに合わせて、七尾駅北側の駅北エリア、駅前銀座、新天地などへの誘客、人のにぎわいを進めていくため、特に雑誌やネット媒体、SNSなどを利用した市内外への広告、宣伝活動といったものへのDMOや商店街などの現状や、今後の取り組みといったものはどのようになっているのでしょうか。
 第2に、塗師町、違い堀といった宿駅など、城下町・七尾としてのまちあるき観光のPRや地域住民、次世代への歴史継承を進めるためにも、旧街道の拠点跡の、例えば市道沿いなどに看板表記であったり、旧三街道に関する冊子やSNS等への観光情報の提供ということも、地域やDMOなどと一体的に取り組むことも大切ではないかと考えますが、いかがでしょうか。

 最後に、児童生徒の携帯電話、SNS利用について伺います。
 先日も大阪で小学生の行方不明事件が発生し、無事児童は保護されましたが、ほかにも驚いたことに以前から行方不明であった中学生も発見されました。そして、事件のきっかけはSNSであります。また、本市周辺においても大きな問題にはなりませんでしたが、高校卒業間もない未成年が面識のない人物からSNSでいわゆる友達申請され、その後仮想通貨の購入やファミレスへの呼び出しなど、つきまといに近い変質者的なアプローチを受けたという案件も何度か相談を受けたことがありました。そのときは親御さん方に話をして、家庭が責任を持ってSNSへの使用をやめさせたり、しかるべき機関への相談などの対応をしてもらいました。
 先日の新聞報道などにもSNSや携帯ゲームの普及に伴って、10歳から携帯電話も含め1日に行うゲームの時間がふえ、自宅における学習時間に集中できなくなるなど、さまざまな課題というものがあることもまた事実ではないでしょうか。
 いずれにしても、SNSを発端として児童生徒が被害者となる事件が全国で相次ぎ、極めて重要な問題であると認識せざるを得ません。市内においても、携帯電話、SNSの利用に関しては学校現場のみならず、いしかわ子ども総合条例第33条並びに第34条の各規定に基づき、保護者みずからが指導、監督することが重要ではないでしょうか。そもそもツイッターは17歳以上、インスタグラムやフェイスブックは13歳以上が利用推奨年齢であり、ラインも今月から9歳以上から12歳以上へ引き上げられました。
 先ほども述べましたように、SNSを利用した犯罪、または犯罪的な行為を撲滅することは一朝一夕にはかないません。携帯やSNSを子供たちみずからが抑制的に利用させるということも、残念ながら現実的には難しいでしょう。大人が責任を持たないといけないのです。おかしな言動を繰り返すSNS利用者などは原則として一切かかわらない、子供たちにもかかわらせない、リアクションを起こさない、起こさせないということが現状では子供たちや若者をSNSを利用した変質者から守るために必要なことなんだと思います。

 そこで、執行部、教育委員会に伺います。
 児童生徒のSNS利用に関して、七尾における現状と課題、そして利用の制限に関して、いしかわ子ども総合条例の具現化に向けた今後の取り組みについてどのように考えているのでしょうか。
 以上で質問を終わります。



◎教育長(高絹子君)
 それでは、山崎議員お尋ねの児童生徒の携帯電話、SNS利用について、私のほうから現状、課題、そして取り組みという3つに分けてお話をしたいと思います。
 まず、現状でございますけれども、平成30年のアンケートで、小学生のうち5、6年生と中学生にとったところ、パソコン所有が3割、携帯・スマホが4割強、タブレットは5割、そしてゲーム機、ゲーム機でも通信機能もついておりますので、6割から7割というアンケート結果が出ております。必ずしも、重複して持っている児童生徒もいますので、全体という数ではございません。家庭でルールを決めているというのが7割、子供たち自身が危険だなと思っているというのが8割5分でございます。
 課題として、現在のところ、買い与える際に使用のルールを決めていない、子供たちの利用内容を保護者がよく把握していない、それから子供たちは危険が潜んでいると思うもののよくわからない、そして子供たちの中には面と向かってコミュニケーションができないけれども、SNSであったら文字にして伝え、そしてそのことからいじめや非行につながることも考えられます。それから、七尾市におきましてもSNSを発端として事件が起こらないとも限りません。現在のところの状況はそういったところでございます。
 取り組みにつきまして、七尾市教育委員会では、いしかわ子ども総合条例を踏まえ、各学校に対し、また保護者や児童生徒に指導するよう通知をしております。その通知を受けまして各学校では児童生徒はもとより保護者に対しても学校だより、PTA総会や非行被害防止講座等において、この講座は警察であるとか携帯のメーカーだとかにおいて行われておりますけれども、そういった講座を開催し、そして携帯電話やSNSの正しい利用方法や危険性について説明をする場を持ってきております。
 各家庭、特に保護者におかれましては、子供にスマートフォンやタブレットなどを買い与える段階で、その危険性を教えて、家庭内で使用に関するルールをつくり、そして保護者の管理のもとで使用させていただきたいと考えています。
 以上でございます。


◎産業部長(前田健君)
 それでは私のほうから、外国人訪問客の対応と駅北の回遊性について、2つのお尋ねに対してお答えをさせていただきます。
 まず、来年度に開業予定のお祭り会館につきまして、外国人来場者への対応や滞在期間を延ばす取り組みについてのお尋ねでございます。
 訪日外国人来場者への対応につきましては、多言語対応パンフレットを作成いたしましてキャッシュレス決済を導入、そしてWi-Fiの設置をいたしまして、そしてまた多言語音声ガイド、これは日本語と英語と中国語の多言語音声ガイドを導入を考えております。
 和倉温泉お祭り会館は4大祭りの実物展示や迫力ある疑似体験、さらに歴史文化の解説コーナーなどを設けておりまして、このように魅力ある展示内容から、また先ほど言いましたけれども、多言語音声ガイドなどを導入することから、外国人来場者には最低でも1時間は滞在して楽しんでいただけるものと考えております。また、物販におきましても、外国人が興味を示すような商品を取りそろえていきたいというふうに考えております。

 次の御質問、七尾市の外国人観光客の受け入れ現状と外国人観光客を呼び込むためのDMO等の今後の取り組みのお尋ねでございます。
 当市へ訪れている平成30年度の外国人観光客につきましては、和倉温泉で約3万人となっておりまして、和倉温泉観光案内所を訪れました人数は1,060人となっております。また、七尾駅観光案内所を訪れた外国人の観光客の人数は820人でありまして、花嫁のれん館にはその301人が訪れまして、そのうち日本、そして七尾の婚礼文化を体験する花嫁のれんくぐりをされた人は65人となっております。
 当市の外国人観光客の受け入れ体制の現状といたしましては、施設などの案内看板には英語表記がなされており、公衆トイレは順次洋式化を進めております。DMOが運営する観光案内所につきましても英語の対応が可能でありまして、キャッシュレス決済も導入しております。また、各種観光案内パンフレットにおきましても多言語対応を随時更新をしております。現在DMOでは、インバウンド分野の検討会におきまして、Wi-Fiの通信環境や多言語案内標識の整備などについて協議をしておりまして、今後DMOにつきましては早急に外国人誘客に向けて、議員がおっしゃられました観光庁の助成制度を活用するなど、しっかりと受け入れ体制を整えていっていただきたいと考えております。

 次に、駅北の回遊性についてのお尋ねをお答えいたします。
 パトリアの来年リニューアルに向けて七尾駅北、駅前銀座、新天地エリアへ国内外問わず観光客への訴求効果を高める対応を進めていく必要があると考えるがということのお尋ねでございます。
 DMOの取り組みといたしましては、七尾駅観光案内所におきまして七尾まちあるき観光パンフレットの配布やまちなか周遊クーポン、能登前寿しクーポンを販売しております。また、インターネットやSNSなどでの発信などを行い、町なかの回遊性を高めております。商店街では七尾まちあるきメンバーが商店街マップを作成いたしまして配布をしておりまして、またビジネスマンや観光客が利用する七尾駅周辺のホテルでは、手づくりの飲食店マップを作成いたしましてお客様に御案内をしております。今後も地域の方々が連携いたしまして、町なかのにぎわいを高めていただければと考えておりまして、DMOにつきましてはどのようなサポートができるか考えていただきたいと考えております。
 私も議員さんと同じこの新天地や銀座に対して物すごく思い入れが強いんです、そういうところもしっかりと考えていっていただければと考えております。

 次に、最後の御質問でございます。
 違い堀などをPRや歴史継承をするため、看板表記、冊子やSNS等への情報提供など、地域やDMOと一体的に取り組みはないかと伺うということでございます。
 違い堀は、議員がおっしゃられましたとおり、能登街道、内浦街道、灘浦街道の結節点といたしまして、また旅人を宿泊させ、荷物の運搬等に要する馬などをつなぐ宿駅として、能登と加賀をつなぐ重要なところでございました。当時は、お殿様が重要なおきてなどを掲げる高札場や必要な人足や馬を用意する宿場で、最も重要な問屋場、そしてまた堀などもあって大変にぎわったものと思われますが、現在は当時の面影はなくなっております。
 違い堀をはじめまして、このような歴史的資源をどのように生かしていくことができるか、今後研究していってみたいというふうに考えております。
 以上でございます。

市議会サイトより)
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